「たか」のバイクに乗るきっかけ
どんなバイク乗りにも‘バイクに乗るきっかけ‘みたいなものがあると思う。
私の場合は18歳の時、大学入学と同時に原付免許を取得し50ccのスクーターを購入。
何となく足として使用していた。
しかし、とある違反をしたことでバイクを取り上げられ、その後は26才までバイクという乗り物からは離れていた。その頃はバイクに興味はなく、バイクの知識は皆無に等しかった。
そんな中、働き始めて何年かたったため多少金銭的な余裕が出来てきたのか、ファンスキーにのめり込み、1シーズン30回とか雪山へ通う。
そのころから、趣味があることで日ごろの生活がとても充実していることに気がつく。
つまり、趣味というものを意識するようになった。
冬というものはすぐ終わってしまう。スキーシーズンが終わってしまった25歳の春に何か趣味を見つけようと必死に何かを探した。なかなか見つけようとしても見つからない。
「中免取ろうか・・・。でも危なそう・・・。お金もかかる・・・。」そう考えてしまった「たか」はYAMAHAのYB-1というギア付の50ccを購入する。
買っても全然乗らず(200km位)、次のスキーシーズンへ突入する。また30回くらい雪山へ通い、春を迎える。春以降の趣味がない脱力感がとてもむなしく感じた。
そんな中、大学の友人と2人で「GWを利用してどこかにいこう」ということになる。最初は飛行機で福岡なんて話をしていた。男二人で普通の旅行してもつまらないんじゃないかと考えた私は、その友人も原チャリを所有していることから「原チャリ2台の佐渡旅行」を企画した。(今となってはこれが起爆剤になった)
当然楽しく、忘れられないほど新鮮な旅だった。車とは景色が違う・満足感が違う・風が違う・出会いが違う、車とバイクがこんなに違うものなのか。
第6感ってものがあるとすれば間違いなくそれを感じていた。
佐渡行きのフェリーの中でであったバイク乗りが何となくかっこよく見えた。その人は前日は日本海沿いで1人キャンプをして早朝のフェリーに乗り込んだらしい。乗っているバイクはアメリカンだった。
「アメリカンバイク」と「旅」という2つのものに強烈に心を打たれた。
中型免許を取得するために教習所に行く決意をした瞬間である。
そういえばこういうこともあった。
車で岩手にわんこそばを食べに行った帰り、高速道路は渋滞していた。バイカーたちはすりぬけをしながらすいすい前に行っていた。そんな中、1台のバイクは違った。車の流れと同じようにちょっと動いては止まり。またちょっと動いては止まり。これを繰り返していた。すり抜けが出来る幅があったにもかかわらず、慌てずゆっくりしていた。私の目にはとても威風堂々としているように思えた。
乗っていたバイクは多分ハーレーダビッドソンだった。
話は戻るが、佐渡から帰宅後、すぐ教習所に行き、バイク旅に最適でとってもかっこいいアメリカンバイクを購入。名前はドラッグスター。
「バイクを買ったからには走らなきゃ損」くらいの勢いで走りまくった。
旅のようなこともたくさんした。たくさんの仲間と出会った。
バイクを買ってよかったと本気で思った。
その半年後、大型免許を取得し、ハーレーダビッドソンXL1200Cを購入
そして現在はファットボーイを蹴り、旅を続ける。
バイクって俺にとってなんなのだろうか?
「自由」を感じることの出来る身近な奴。
日常から抜け出すことが出来るような開放感を与えてくてる奴。
それだけじゃない。もっともっとたくさんあるはずだ。
答えは分からない。
一生乗り続けて探していこう。